ダイエットの勘違い

体組成計の体脂肪率が全然信用できない理由

 

体脂肪率を測ってみたら、昨日より5%も増えていた!

……なんてことになればショックですよね。

 

しかし焦る必要はありません。

なぜなら体組成計で測った体脂肪率なんて全然あてにならないからです。

山田 侑希
山田 侑希
とはいえ、数字が気になってしまう気持ちも分かります……

 

では一体どうすれば良いのか?

ということで、この記事では以下の内容について解説します。

  • 体組成計の仕組み
  • どうしても体脂肪率が気になる時の対策

記事を最後まで読めば、体脂肪率の誤差に悩まされることはなくなります。

 

体組成計の仕組み

家庭用の体組成計は身体に微弱な電気を流し、その抵抗の大きさによって体脂肪率を推定しています。

体脂肪は電気を通しにくく、水は電気を通しやすい。

だから抵抗が大きければ体脂肪率は高いはずで、逆に抵抗が小さければ体脂肪率は低いはずだよね、という理屈です。

 

しかし、実際のところ人間の身体はそこまで単純なものではありません。

たとえ身長や体重、実際の体脂肪率が同じだったとしても、脂肪の付き方や体内の水分量は人によって違います。

また、食前と食後、入浴前と入浴後などでは血流の量が変わります。

 

電気抵抗の値はさまざまな要素が組み合わさって決まるものです。

一つひとつはわずかなブレでも、それらが積み重なることで最終的に算出される値は大きくブレてしまいます。

山田 侑希
山田 侑希
毎日同じ時間・同じ条件で計測しても2%は平気でブレます。
ちなみに私は最大5%ほどブレました。
使う体組成計や人によっては10%くらいブレてもおかしくありません

 

さらにいうと、抵抗の値から体脂肪を求める式が正確でないのも問題です。

そもそも体脂肪を正確に測定する方法って存在しないんですよ。

本当に正確な体脂肪率を知りたいなら身体を解剖するしかない。

でもそんなことはできないので、できるだけ推定の精度を上げるべく、いろいろな方法が考案されてきました。

水の中に全身を沈めて体積を測ったりとかね。

 

で、市販の体組成計はある程度精度の高い計測方法(もちろん誤差はある)で求めた体脂肪率を参考に式を決めています。

体脂肪率が20%だった人は抵抗がこれくらいだったから……計算式はこうだな!

といった感じで。

使う体組成計によって数値にブレが出るのはこれが理由です。

 

以上の通り、体脂肪率は推測に推測を重ねて算出されるものです。

そりゃあ誤差が出るのも当然ですよね。

実際は2%減っているのに、体組成計では3%増えている……なんてこともよくあります。

どうしても体脂肪率が気になる時の対策

どうしても数字が気になるなら、過去1週間の平均値を記録していきましょう。

例えば以下のようなイメージです。

 

体脂肪率 過去1週間の平均
1日目 20.4%
2日目 19.9%
3日目 20.0%
4日目 19.2%
5日目 19.8%
6日目 19.7%
7日目 19.1% 19.7%
(1〜7日目の平均)
8日目 19.6% 19.6%
(2〜8日目の平均)
9日目 19.2% 19.5%
(3〜9日目の平均)
10日目 19.3% 19.4%
(4〜10日目の平均)
11日目 19.7% 19.5%
(5〜11日目の平均)
12日目 19.0% 19.4%
(6〜12日目の平均)
13日目 18.9% 19.3%
(7〜13日目の平均)
14日目 18.4% 19.2%
(8〜14日目の平均)

 

もちろん計測する条件はできるだけ同じにしてください。

寝起き直後に測定するとブレが少ないです。

山田 侑希
山田 侑希
ちなみに表の数値は実際に私が記録していたものです

 

平均を取ると数値のブレが少なくなります。

グラフにすると以下の通り。

 

青が計測した数値、オレンジが平均値です。
約2ヶ月分のデータをグラフにしました。

 

繰り返しになりますが、体脂肪率の数字そのものには大した意味がありません。

グラフはあくまでダイエットの方向性が間違っていないかチェックするためのもの。

右肩下がりになっていれば、ひとまずは上手くいっていると考えてください。

ABOUT ME
山田 侑希
ダイエットで健康を取り戻した26歳の男(75kg→57kg)。ダイエット業界に嘘が多すぎるので、自分で情報発信することにしました。質問などあればコメント欄へどうぞ。

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