「ネットで稼げる」なんて聞くと、なんだか怪しく感じますよね。
私も始めたばかりの頃は「Webライターなんて本当に稼げるのか?」と思っていました。
そこで今回は、なぜ文章を書くとお金になるのか、その仕組みを分かりやすく解説します。
本記事で説明する仕組みを理解しておけば
- 報酬が上がりやすい案件
- なかなか報酬が上がらず苦労する案件
この2つを見極められるようにもなります。
Webライターの報酬はクライアントの売上から支払われる
Webライターの報酬が発生する仕組みを簡単な図にしてみました。
この図のように、クライアントはライターが書く記事を使って集客や販売を行っています。
おそらく、あなたも一度くらいはネットの情報を参考に商品を購入したことがあるはずです。
例えば
起きたら首が痛いし、もしかしてこれって枕が悪いのか?
と思ったら「枕 首が痛い」といったキーワードで検索しますよね。
そこで枕について解説する記事がヒットし、記事の中で「こういう首の痛みにはこの枕がおすすめです」と説明されていたらどうでしょう?
その記事を読む人が10人、100人と増えていけば、少なくとも何人かはそこで紹介されている枕を買うはずです。
ここで売上を作り出せるからこそ、クライアントはお金をかけてライターに記事執筆を依頼しているわけです。
Webライターが書いた記事の掲載先
Webライターが書いた記事は、具体的にどんなところで使われているのか?
代表的な用途を3つ紹介します。
企業のオウンドメディア
オウンドメディアとは、企業が自社の商品・サービスを販売するために作るWebサイトです。
例えば、進研ゼミで有名なベネッセは「ベネッセ 教育情報サイト」というオウンドメディアを運営しており、「知らぬは保護者だけ!?テスト直前の子どもの本音を大公開!」といった記事を掲載する中で、自社教材の販売につなげています。
アフィリエイトサイト
アフィリエイトサイトとは、他社の商品を紹介することで利益を生み出しているWebサイトです。
例えば「生命保険の教科書」というサイトでは、「死亡整理金はいくら必要?変わりつつある現代のお葬式事情」といった記事を掲載することで保険に興味があるユーザーを集客し、他社の商品に案内することで紹介料を得ています。
YouTube
最近はYouTubeで広告収入を得る人が増えてきています。
例えば↓は歴史についての解説動画なのですが、このような動画の台本がライターに依頼されることもあります。
あくまでライターの仕事内容をイメージしてもらう例として紹介しています。
このチャンネルの運営主が自分で台本を書いているのか、それともライターが依頼を受けて書いた台本なのかは分かりません。
できるだけ高い報酬を得るコツ
報酬が発生する仕組みを理解すると、Webライターとして高い報酬を得るコツも分かります。
できるだけ大元のクライアントと付き合う
あなたは二次請けという言葉をご存じでしょうか?
これは主に建築業界やIT業界で使われる言葉で、下請けの下請けを意味します。
二次請け業者は一次請けの業者に利益を中抜きされてしまうため、なかなか儲けられません。
実は、この構造はWebライターの仕事にも当てはまります。
例えば、パソコンに関するアフィリエイト記事を書く場合、大元のクライアントは広告主であるパソコンメーカーです。
つまり、ライターのクライアント(アフィリエイトサイトの運営者)はその下請け、ライターは二次請けという構造になります。
YouTubeの場合も同様で、大元のクライアントはYouTubeに広告を出稿している企業。
ライターのクライアント(YouTubeチャンネルの運営者)はその下請けで、ライターは二次請けという構造になります。
ところが、企業のオウンドメディアで直接記事を書かせてもらえる立場になると、他の業者の中抜きがなくなります。
いきなり大元のクライアントと取引するのは難しいでしょうが、初心者でも自分がどの階層で仕事をしているかは常に意識するべきです。
文字単価0.5円の仕事だと思っていたら、実は記事制作代行会社が間に入っていて、大元のクライアントは文字単価2円で外注していた、なんてケースもあります。
できるだけ購買につながる記事を書く
ライターに支払われる報酬は、クライアントの売上から捻出されています。
極端な話、クライアントの売上が30万円しかないとしたら、ライターの報酬が30万円以上になることは絶対にありません。
逆に、クライアントの売上が数千万円あるなら、ライターに支払われる報酬も数十万、数百万になることがあります。
では、一体どうすれば金払いのいいクライアントに出会えるのか?
確実な方法はありませんが「購買につながる記事を書かせてくれるか?」が一つの指標になります。
例えば不動産ジャンルの記事を書く場合、テーマが不動産売買だろうとリフォームだろうと、読者にはお金を払うモチベーションがあります。
一方で、芸能人のスキャンダルやドラマの内容まとめといった記事は、ただ暇つぶしで見るためのコンテンツです。
基本的に、こうした記事の読者は何か商品やサービスを購入しようとは考えていません。
とにかく記事にアクセスを集め、たまたま何かが売れたらラッキー……というやり方で売上を上げています。
ライターとして収入を伸ばしていきたいなら、クライアントがどんなビジネスをしているのか、どうすれば売上げアップに貢献できるか考えてみてください。
クライアントを儲けさせるライターになれれば、自然とあなた自身も稼げるライターになれます。
さいごに
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他にもWebライターに関する記事を多数用意していますので、ぜひ他のページも見ていってください。
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