記事作成のコツ

添削・フィードバックが苦手なWebライターに伝えたいこと

 

納品した記事に対するフィードバックが返ってきたんだけど、修正だらけでショック……。
こんなにダメなところがあるなんて、自分はWebライターに向いてないのかな

山田 ユウキ
山田 ユウキ
それは大きな勘違いです。
あなたには間違いなくWebライターの素質があります

 

私も初めてフィードバックを受けたとき、Webライターとしてやっていく自信を失いかけました。

ダメ出しされて落ち込む気持ちはよく分かります。

しかし、自分が添削する立場になってからは、フィードバックに対する考え方が180度変わりました。

 

私から伝えたいのは以下の3点です。

 

  1. フィードバックは期待の表れ
  2. フィードバックは否定じゃない
  3. ライターを見下すクライアントからは距離を置くべき

 

フィードバックに対する考え方は、Webライターとしての伸び代を大きく左右します。

「できればフィードバックなんて受けたくない」と思っている方は、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。

 

1.フィードバックは期待の表れ

フィードバックが返ってきたら、まずは喜びましょう。

なぜなら、クライアントは見込みがあるライターにしかフィードバックを返さないからです。

 

考えてもみてください。

フィードバックに手間や時間をかけたところで、クライアントは1円も儲かりません。

であれば、さっさと契約を切って他のライターと契約した方が利益につながりますよね。

それでもフィードバックを返すのは、クライアントがあなたの将来に期待しているからだといえます。

 

フィードバックは新人教育のようなものです。

ライターが成長してくれれば、クライアントは将来大きな戦力を得ることになります。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
「フィードバックをする価値がある」と思わせられるだけでも、実はかなり優秀なんですよ

2. フィードバックは否定じゃない

日本人の特性なのか、指摘を否定と捉えてしまう人が多いように思います。

相手のためを思ってアドバイスしたつもりが、逆に嫌がられてしまった……みたいな経験、あなたにもありませんか?

 

否定だと思わせないように指摘するのは、かなり難しいことです。

もしかすると、あなたにフィードバックを返したクライアントも、指摘することの難しさに悩まされているかもしれません。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
フィードバックが厳しく感じるのは、だいたいこのパターンだと思います

指摘を否定と感じてしまったときの対処法

「これは指摘であって否定ではない」と考えることで、いくらか辛さが和らぎます。

 

指摘されなかった部分は褒められているのだと思ってください。

誤字脱字や重複表現などの細かい指摘しかなかった場合も、かなり評価されていると思って大丈夫です。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
逆にいうと「それくらいしか指摘する点がない」ということですからね。
もちろん反省は必要ですが

3.ライターを見下すクライアントからは距離を置くべき

クライアントの中には、これまでライターとして活動してきた人も多くいます。

ライターから編集になった人、アフィリエイターになった人など、パターンはさまざまですが、共通しているのはライターとしての能力が高いという点です。

 

自分の能力が高い人は、相対的に他人の能力を低いと思ってしまうものです。

そんな思い込みがあるせいか、外注先のライターに対して「こんなこともできないのか」といった態度を示す人がいます。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
SNSでライターの悪口を言っているのは、だいたいこういう人だと思います。
ライターとしてのレベルは高くても、編集としてのレベルはイマイチですね

 

ライターを見下すクライアントと無理に関わる必要はありません。

生活のための仕事で心を病んでしまっては本末転倒です。

距離を置くべきかどうかの判断基準

距離を置くべきかどうかは↓のように考えてみれば分かります。

フィードバックの内容が指摘になっているか?

判断しやすいように、フィードバックの良い例・悪い例を紹介します。

 

  • 「この表現は不快に感じる人がいるので好ましくありません」
  • 「誤用です。この場合は〇〇という言葉が適切です」

中には「例えばこうするといい」など、具体例を示してくれるクライアントもいます。

ここまで丁寧なフィードバックを受けられることは珍しいので、ぜひその縁を大事にしてください。

  • 「意味不明」
  • 「これはムダ」
山田 ユウキ
山田 ユウキ
こんなフィードバックでは気持ちが落ち込むのも当然ですよね

フィードバックはWebライターとして成長する大きなチャンス

文章術の本を読むなどの取り組みも無駄ではありませんが、やはり大事なのは実践です。

フィードバックを受け、改善を繰り返していけば、ただ本を読む場合と比べて数十倍のスピードで成長していくでしょう。

 

すでにフィードバックを受けているなら自信を持ってください。

Webライターとして一人前になるまで、あと一歩のところまで来ています。

さいごに

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