記事作成のコツ

「記事がコピペチェックに引っかかる=アウト」ではない

 

コピペ記事の納品は、Webライター最大の罪といっても過言ではありません。

記事のコピペは著作権の侵害であり、違法行為です。

また、コピペ記事を掲載したサイトはGoogleからスパム判定を受け、検索結果に表示されなくなるなどのペナルティを受けることもあります。

 

しかし、ここで初心者Webライターは疑問に思うはずです。

「具体的にどこからどこまでがコピペになるの?」と。

 

特にネットの情報を参考にする場合、どうしても記事の内容は似たものになってしまいます。

そうなると「これってコピペだと言われないかな……」と不安になりますよね。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
私も最初は不安になりました

 

今回はこの疑問に、現役Webライターであり元アフィリエイターでもある私が答えていきます。

 

動画版はこちら

コピペの判定基準はどう決まっている?記事がツールに引っかかったらアウト?

→YouTubeチャンネルはこちら

 

Googleにコピペと判定される基準

これまで1,000記事以上書いてきた経験上、よっぽど悪質なコピペでなければ、ペナルティを受けることはありません。

コピペに対する危機意識があるなら、その時点でコピペ判定を恐れる必要はないといえます。

 

いやいや、それでも不安なものは不安なんだよ……

山田 ユウキ
山田 ユウキ
では具体例を見てみましょう

具体例

以下の文章は、私が以前このサイトで書いた記事の一部です。

 

Webライターがブログを運営していれば、掲載している記事はすべてポートフォリオになります。

特に駆け出しライターは提示できる実績がないので、ブログがあるだけで仕事の取りやすさは段違いに良くなります。

引用元:Webライターが自分のブログを運営する3つのメリット

 

悪質なコピペと判定されるのは、例えば以下のような文章です。

 

Webライターがブログを運営していると、掲載している記事はすべてポートフォリオにできます。

特に駆け出しライターは提示できる実績があまりないので、ブログがあるだけで仕事の取りやすさは段違いに良くなるでしょう

(赤字は書き換えた部分)

 

順序を入れ替えて、ちょっと手を加えただけの文章もコピペと判定されます。

 

駆け出しライターは提示できる実績がありませんから、ブログがあるだけで仕事の取りやすさはかなり良くなります。

なぜなら、ブログを運営していれば掲載している記事はすべてポートフォリオにできるからです。

 

以下のような文章であれば、コピペとは判断されません。

 

実績がない初心者Webライターは、最初の仕事を取るまでが大変です。

しかし、ブログがあれば自分で実績を作り出せます。

なかなか最初の仕事を取れないと悩んでいるなら、まずは自分のブログを立ち上げると良いでしょう。

 

正直、コピペの判定基準を言葉で説明するのはなかなか難しいのが現実です。

ただ、上に挙げた具体例を見れば、大まかな感覚はつかめるかと思います。

コピペチェックツールに引っかかるとアウト?

コピペチェックツールにコピペだと判定されたらダメって思えばいい?

山田 ユウキ
山田 ユウキ
ツールの判定はあくまで目安です

 

コピペチェックツールに引っかかったからといって、必ずしもアウトとは限りません。

例えば、このサイトの記事を有料のコピペチェックツール「コピペリン」にかけると、以下の結果が出力されました。

 

コピペと疑われている箇所に警告が出ます。

 

ほとんど問題ないと判定されていますが、1ヶ所だけ警告が出ています。

そこで、コピペと判定された部分を詳しく見てみると……。

 

左が私の記事、右がコピペ元と疑われている文章です。

 

実際に比べてみると、全然違う文章だと分かります。

このように、最終的には目視でチェックしないとコピペかどうかは分かりません。

 

また、誰が書いても同じ文章になってしまう内容なら、これも悪質なコピペとは判定されません。

例えば「コピペはコピー&ペーストの略です」という文章は、ツールでチェックすれば間違いなくコピペと判断されるでしょう。

しかし……この文章は、ほとんど書き換えようがないですよね。

 

Googleの検索アルゴリズムは、間違いなく市販のコピペチェックツールとは比べ物にならないほど優れています。

人間が「悪意のあるコピペではないな」と感じる文章なら、的外れなペナルティを受ける心配はありません。

クライアントにコピペと判定される基準

Googleからコピペ判定を受けない記事が書けているなら、基本的にはそのまま納品して大丈夫です。

ただ、残念ながらクライアントの考えは人それぞれで、100%ツールが正しいと思いこんでいる人もいます。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
私も一度だけ「コピペじゃないか?」と言われた経験があります

 

もしコピペを疑われたとき、あなたが胸を張って「コピペはしていない」と断言できるなら、選択肢は2つあります。

 

  • ツールではなく目視で確認するように頼むなど、コピペではないことを認めてもらう
  • コピペではないことを弁明した上で、修正&再提出する

 

ちなみに、私なら後者を選びます。

 

「意図的にコピペをしただろう」という疑いは、なんとしても晴らさなくてはいけません。

ただ、一度コピペの指摘をされている以上、提出した記事で問題ないと納得してもらうのはかなり難しいはずです。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
「説得する労力>修正する労力」
というわけです

ここから少し、さらに個人的な考えを述べます。

 

ツールだけでコピペか否か判断するクライアントは、おそらく大量のライターをまとめて機械的に管理する体制をとっているはずです。

となると、これから単価交渉するのが難しいだけでなく、今後も「ダメだからダメ」といった理不尽な対応をされるかもしれません。

なので、私なら次回以降の取引はお断りします。

うっかりコピペ記事を納品しないために

初心者のうちは、意図せずコピペしてしまうことがあるかもしれません。

万が一に備え、提出前に自分でもコピペチェックツールで確認しておくと安心です。

 

無料と有料それぞれのツールについて、私が最もおすすめできるものを紹介します。

無料のコピペチェックツール「CopyContentDetector」

CopyContentDetectorは、4,000文字までの文章を無料でチェックできるツールです。

文字数制限があるとはいえ、記事を分割すればまったく問題なく使えます。

実行回数の制限もないので、実質使い放題のツールです。

 

使い方は以下の通り。

 

特に迷うことなく直感的に操作できるはずです。
ページ下部に判定結果が出力されます。

有料のコピペチェックツール「コピペリン」

コピペリンは年間で税込6,600円の有料ツールです。

 

使い方は以下の通り。

 

テキスト以外にも、WordファイルやExcelファイル、ネット上の記事も読みこめます。
今回はテキストを貼り付ける方法で読み込みました。
テキストが読み込まれた直後の画面。「検索開始」をクリックするとチェックが始まります。
チェック終了後の画面。簡単にコピペ元をチェックできるのがコピペリンの特徴です。

 

有料なだけあって、使いやすい&精度が高いのはやはりコピペリンです。

コピペを疑われた時の反論材料になると思えば、ライターが購入しておくのも一つの選択といえます。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
私はコピペを疑われてから、自衛のためにコピペリンを導入しました

さいごに

当サイト「山田ユウキのWebライター講座」は、Webライターの情報に特化した専門サイトです。

他にもWebライターに関する記事を多数用意していますので、ぜひ他のページも見ていってください。

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