営業&交渉術

ライターが認定ランサーになるための報酬額を7時間かけて調べてみた

 

認定ランサーの基準になっている「獲得報酬額」って、正直曖昧だと思いませんか?

ランサーズ公式が明かしている認定基準は以下の通り。

 

1. 獲得報酬額: 各カテゴリの上位20%
2. クライアントからの評価: 4.8以上
3. プロジェクト完了率: 90%以上
4. タスク承認率: 90%以上
5. 24時間以内のメッセージ返信率: 80%以上
6. ランサーズへのログイン: 最終ログインが1ヶ月以内
7. 各種認証やプロフィールの登録: 後述の項目が認証済み・登録済み

※過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております。

引用元:認定ランサーの基準を知りたい/ランサーズ

 

他の項目についてはマイページを見れば分かりますが、獲得報酬額には明確な基準がありません。

ということで、具体的にどれくらいの報酬を獲得すれば認定ランサーになれるのか調べてみました。

 

結論からいうと、少なくとも5万円を稼げば認定ランサーになれます。

 

調査方法

ランサーズのプロフィールでは、以下のように累計報酬額を確認できます(非公開に設定されていなければ)。

 

 

つまり、認定ランサーのプロフィールをすべてチェックし、一番低い累計報酬額を調べれば「少なくともこれ以上稼いでいればOK」といえるラインが見つかります。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
実際に7時間かけてライター部門の認定ランサーをすべて調べました

 

調査日は2020年12月10日。

対象者3,031名のうち、報酬額を公開していたライターは1,318名。

集めたデータを小さい順に並べてみました(上から10件)。

 

1 50,055円
2 50,104円
3 50,297円
4 50,306円
5 50,333円
6 51,013円
7 51,150円
8 51,419円
9 51,705円
10 51,938円

 

このデータを参考にすると、ライターが認定ランサーになるための報酬額は最低50,055円といえます(2020年12月10日時点)。

調査日が10日だったことを考えると、実際のボーダーラインは4万円〜5万円あたりになると思われます。

 

ちなみに、私が認定ランサーになったのは2017年の8月、累計報酬額が78,619円になった翌月のことでした。

前月(2017年7月)の累計報酬額は39,886円だったので、当時のボーダーラインは39,886円〜78,619円の間。

獲得報酬額のボーダーラインは今(2020年)も昔(2017年)も大差ないと考えられます。

認定ランサーになるための報酬額が低い理由

5万円稼ぐだけで上位20%になれちゃうの?
やっぱりクラウドソーシングで稼ぐのは難しそうだな……

山田 ユウキ
山田 ユウキ
それは誤解ですよ

 

クラウドソーシングは誰でも無料で登録できるため、軽い気持ちで参入する人がたくさんいます。

しかし、実際にお金を稼ぐのは簡単なことではありません。

そのため多くの人が途中で諦めてアカウントを放置し、認定ランサーのボーダーを引き下げているわけです。

認定ランサーになるタイミング

認定ランサーの審査は月1回の頻度で実施されています。

私の場合、2017年8月4日(金)の16時に認定を知らせるメールが届きました。

 

 

数年前までは毎月4日の16時が認定のタイミングだったようです。

認定ランサー認可の結果は…?認定される日時の検証や妄想をした(2016年12月の記事)

 

しかし、Twitterで「認定ランサーになりました」と報告しているツイートの日付を調べてみたところ、最近は1日になってすぐに認定されている人も多くいることが分かりました(2020年1月〜12月で確認)。

認定ランサーになるメリット

ランサーズ公式では、認定ランサーになるメリットとして以下の6つを挙げています。

 

  1. 認定エンブレム付与
  2. 認定ランサー検索に掲載
  3. メルマガ等への掲載
  4. おすすめ案件のご紹介
  5. サポート優先対応
  6. チャットサポート

 

実際のところ、これらのメリットに意味があるのかについて本音で解説します。

 

1.認定エンブレム付与

認定ランサーになってから提案が通りやすくなったと言う人もいますが、まともな提案ができていれば初心者でも問題なく採用されます。

採用率を上げたいなら、認定ランサーを目指す前に提案文の書き方を見直してください。

提案文の書き方は↓の記事で解説しています。

 

そもそも、認定ランサーになるための報酬額はたった5万円程度です。

評価についても、発注者と受注者が互いに評価をつけ合うシステムである以上、報復されるリスクを犯してまで相手に低評価をつける人はほとんどいません。

登録したばかりのクライアントならまだしも、これまで何度もランサーズを利用してきたクライアントは「認定ランサーなだけマトモな可能性が高いだろう」くらいに考えています。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
ちなみに、クラウドワークスのプロクラウドワーカーもクライアントから見ると同じような評価です

2.認定ランサー検索に掲載

メリットといえばメリットですが「これでドンドン依頼が舞い込むはず!」と思うのは間違いです。

認定ランサーになった後もコツコツ実績を積んでいかなければ、ほとんど検索には引っかかりません。

3.メルマガ等への掲載

これについては正直分かりません。

「ランサーズのメルマガを見て連絡しました」と言われたことがないので。

4.おすすめ案件のご紹介

ランサーズの担当者から案件を紹介されたことは何度かあります。

ただ、これは単に認定ランサーだから紹介されたわけではなく、それなりの実績を積んでいたことが紹介された理由のようでした。

5.サポート優先対応

使ったことがないので分かりません。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
というか、認定ランサーになるほどランサーズを使っている人は、もうサポートなんて使わないのでは……?

6.チャットサポート

これも使ったことがないので分かりません。

認定ランサーになる最大のメリットは達成感です。

正直、認定ランサーといってもライターだけで数千人はいるので「これでやっとスタートラインに立てる」くらいに考えておくのが正解です。

さいごに

当サイト「山田ユウキのWebライター講座」は、Webライターの情報に特化した専門サイトです。

他にもWebライターに関する記事を多数用意していますので、ぜひ他のページも見ていってください。

「提案文 書き方」といったように、サイト内の記事を検索することもできます↓

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