初心者向け基礎知識

Webライターには将来性がない?よくある疑問に答えます

 

Webライターって今は稼げるのかもしれないけど、将来性はどうなんだ?
あまり長く続けられないようなら今から始めても仕方ないし……。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
結論からいうと、私は「将来性がある」と考えています。

 

Webライターについて調べていると、今は人が増えすぎて稼げなくなったなど、ネガティブな情報を目にすることもありますよね。

ですが、実際にWebライターとして活動してきた私から言わせれば、Webライターに将来性がないなんて的外れもいいところです。

 

ということで今回は

 

  • Webライターの将来性に関するQ&A
  • Webライターに将来性があると言える理由

 

この2点を解説していきます。

 

Webライターの将来性に関するQ&A

まずは以下2つの疑問にお答えしていきます。

 

  • 「WebライターはAIに仕事を奪われるのでは?」
  • 「Webライターは人が増えすぎて飽和しているのでは?」

 

疑問①「WebライターはAIに仕事を奪われるのでは?」

Webライターの仕事はAIに奪われちゃうんじゃないの?

山田 ユウキ
山田 ユウキ
「仕事=記事を書くこと」と捉えているなら、それはその通りかもしれません。

 

正直言って、AIはすでにWebライターの仕事を奪いつつあります。

実際、私もChatGPT(※)を使ってタスク案件に取り組んでみたのですが、これがなんと見事に承認されてしまいました。

 

 

※ChatGPTとは

OpenAIが開発した人工知能(AI)の一種。

ユーザー登録をするだけで誰でも無料で使えます。

登録方法はこちらの記事(外部サイトに飛びます)をどうぞ。

 

といっても、なにも私はAIに仕事を丸投げしたわけではありません。

AIは細かく正確な指示を出さないと望み通りの文章を生成してくれないので

 

山田 ユウキ
山田 ユウキ
これなら自分で書いた方が早いな……。

と思うくらいには手間がかかりました。

 

でも、このままAIが進化し続けたら……。
やっぱりWebライターはいなくなるよね?

山田 ユウキ
山田 ユウキ
そんな単純な話ではありません。
ツールはあくまでツールです。

回答「AIはツールに過ぎません」

AIはプログラミングと同じで、人間に指示されたことしかできません。

 

例えば、AIに「良い記事を書いてくれ」と頼んでも”良い記事”の定義は人によって違います。

こんな指示では、AIは当たり障りのない無難なことしか書けません。

 

つまり、誰がAIに指示を出すかで記事のクオリティに大きな差が出るということです。

 

 

もしAIに記事を書かせるのが当たり前の世界になったとして……。

 

そのAIに指示を与えるのは

 

  • Webライターとして結果を出してきた人
  • AIに仕事を奪われるからと何もしなかった人

 

どちらの仕事になるでしょうか?

 

たとえAIが記事作成の大部分を担うようになったとしても、ライターとして身につけたスキルは無駄になりません。

いくらAIが進化しているからといって、それはWebライターを諦める理由にはならないのです。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
仮にWebライター(記事作成代行)の仕事がなくなったのなら、今度はライターのスキルを活かしてコンテンツマーケティングの代行でも始めればいい話です。

最新情報は無料メルマガで共有していくので安心してください。

疑問②「Webライターは人が増えすぎて飽和しているのでは?」

Webライターは参入しやすい仕事だし、もう初心者が入り込む余地なんてないんじゃないの?

山田 ユウキ
山田 ユウキ
“見える仕事”だけ見ていると、そう感じてしまうのも無理はないですね。

 

Webライターはパソコンとネット環境さえあれば誰でも始められる仕事です。

そのため、副業として取り組む方はもちろん、主婦や学生など、次から次へといろいろな人が参入してきています。

 

実際、クラウドソーシング(内部リンク)に掲載されている案件を見てみると……。

 

1人の募集に対して10人以上の応募があるのは当たり前
かといって、応募が少ない案件は超低単価

 

こんな状況を見て

 

これは需要と供給のバランスが崩れているからだ!
Webライターは数が増えすぎて供給過多になっている!

なんて言っている人もチラホラ目にします。

 

ですが、ライター・クライアントを両方経験している私から言わせてもらうと、この主張には大きな見落としがあります。

 

回答「中級者以上のライターは全然足りていません」

参入障壁が低くなると、それだけ全体のレベルは下がります。

 

依頼する側になってみると分かりますが、まともなライターを見つけるのは本当に大変です。

募集の段階で「この人は良さそうだな」と思っても、実際に記事を書いてもらうと日本語がメチャクチャ……なんてことも珍しくありません。

 

メチャクチャな日本語の例

WebライターというのはWebの記事を書くのが仕事になる職業ということです。

 

それどころか、納期を守らない、突然音信不通になるなど、非常識なライターもかなり多いです。

Webライターをレベル別に分類するなら、その人口比は以下のようなイメージ。

 

 

中級者以上のライターはすでに手が一杯になっているので、わざわざ自分から仕事を探しに行くことはなくなります。

つまり、募集をかけて集まるライターというのは、真面目な初心者かいい加減なライターかの2択になるわけです。

 

 

ライターがどんなクオリティの記事を納品しようが、依頼するからには報酬を払う必要があります。

とはいえ、まともな文章が書けるか分からないライターに高額な報酬は提示できません。

初心者の報酬が低く設定される理由はここにあります。

 

逆にいうと、日本語として違和感のない文章が書けて、納期を守るなどの常識があるライターは、それだけでクライアントからすると貴重な存在です。

クライアントはせっかく見つけた貴重なライターを手放したくないと考えますので、報酬はしっかり上げていきますし、優先的に仕事を回すようにもなります。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
小説のようにキレイな文章を書く必要はありません。
最低限中学生レベルの文章が書けて、かつ社会人としてのマナーがあれば、脱初心者はあっという間です。

Webライターに将来性があると言える理由

Webライターの仕事で最も需要があるのは、集客を目的にしたオウンドメディアの記事執筆です。

例えば金融系のWebサービスを提供している株式会社マネーフォワードは「Money Forward Bizpedia」というWebサイト(オウンドメディア)を運営し、記事を読んだユーザーに自社サービスを紹介しています。

 

Webサイトがすごいのは、集客を自動化できるところです。

見込み客がネットで情報を検索し、オウンドメディアの記事を読み、サービスに申し込む。

この一連の流れの中で、人の手はまったくかかっていません。

だからこそ企業はオウンドメディアを育てたいと考え、Webライターに記事を発注しています。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
ダラダラ観られることが多いSNSやYouTubeと違って、検索するユーザーは能動的に問題を解決しようとしています。
そのため、商品・サービスの購入率も高くなりやすい傾向にあります。

 

インターネットが崩壊しない限り、検索需要はなくなりません。

そして、毎年数多くの会社が現れては消えていくように、オウンドメディアも立ち上げと閉鎖を繰り返しています。

となると当然Webライターの仕事がなくなることはなく、良い記事(=集客・販売につながる記事)が書けるライターはいつまでも稼ぎ続けられるわけです。

 

Webライターは横展開しやすい

プログラミングやデザイン、動画編集などの副業もある中で、最も集客力・販売力を身につけられるのがWebライターです。

 

人を集めるスキルが身について、販売するだけのスキルも身についた。

となれば、あとは商品さえ用意できれば自分でビジネスを立ち上げられます。

 

何かアイデアがあるなら商品は外注して作ってもらうこともできますし、自分の商品がないならアフィリエイトという形で紹介料を得ることもできます。

商品作成を外注できる会社はたくさんあります。

「化粧品 OEM」「家具 OEM」のように検索してみてください。

 

起業も見据えて取り組めることを考えると、やはりライター以上に将来性がある仕事はありません。

単にライターとして稼げるようになるだけでなく、少しずつ自分のビジネスを始めていくというのも面白そうだと思いませんか?

 

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