そんなニュースを見て
このように感じている方も多いんじゃないでしょうか?
ですが、安心してください。
記事タイトルにも書いた通り、WebライターはAI時代になっても余裕で生き残れます。
現状におけるライティングAIの性能
この記事では、現状「ライティング AI」と検索して一番上に出てくるCatchyというサービスを取り上げます。
公式ページにアクセスすると、見本として実際にAIによって書かれた記事が掲載されているので確認してみてください。
私がこの記事を読んで感じた印象は以下の通りです。
- とりあえず意味が通じる文章は書ける
- とはいえ、情報を羅列しただけという印象は否めない
- 同じような話を繰り返している
- 情報の正確性に欠ける
正直、記事制作を丸投げできるほどの性能はありません。
このサービスは、今なら無料プランの中で記事作成を試せるとのことですので、もし興味があれば実際に使ってみてください。
おそらく大半の方は私と同じように
と感じるはずです。
ライターの仕事がなくならない理由
ただ、やっぱり気になるのは、これから10年先、20年先がどうなるのかという話ですよね。
繰り返しになりますが、いくらAIが進化しようがライターの仕事はなくなりません。
その理由を解説していきます。
理由①AIは新しい情報を扱えない
1つ目の理由は、AIは新しい情報を扱えないからです。
例えば、リンゴの画像を判別するAIを作るとしましょう。
この場合、まずはAIにリンゴの画像を大量に見せて
- 丸い
- 赤っぽい
- ヘタがある
といった特徴を学習させることで、ようやくAIはリンゴを判別できるようになります。


では、ライティングAIの場合はどうなるか?
新しい情報を扱う場合、そもそも学習元として使えるデータなんて存在しません。
ネット上の記事だろうと本だろうと、オリジナルの情報は結局人間が書くしかないわけです。
理由②AIは実体験ができない
2つ目の理由は、AIには実体験ができないから。
例えば英語を勉強したいと思ったとき
- AIが書いた英語学習のノウハウ記事
- 実際にゼロから英語を習得した人によるノウハウ記事
あなただったら、どちらの記事を読みたいと思いますか?
おそらく、ほとんどの方は後者の記事を読みたいと思うはずです。
他にも転職の情報であれば、実際に転職を成功させた人や現役の人事担当者から話を聞きたいですよね?
ダイエットの情報であれば、実際にダイエットを成功させた人の話を聞きたいですよね?
SEOの話をすると、Googleも検索品質ガイドラインという文書の中で
- 記事を書いたのは誰なのか?
- そこに書かれている内容は経験に基づくものなのか?
こうした点も踏まえてコンテンツを評価すると明言しています。
仮に人間と見分けがつかないレベルのアンドロイドが登場したところで、やはり人間には人間でなければ寄り添えない悩みがあります。
そういう意味でも、やはりAIが人間の仕事を完璧に代替することなんてできません。
理由③AIは意味を理解して文章を書いていない
では新しい情報を提供できるわけでも、何か特別な経験があるわけでもないライターの仕事はなくなってしまうのか?
結論からいうと、まったくそんなことはありません。
なぜなら
AIは意味を理解して文章を書いているわけではない
という欠点があるからです。
例えばAIに対して
「日本の人口はどれくらいですか?」
と質問し
「日本の人口は約1.3億人です」
と返ってきた場合。
いったいAIはどのようにこの文章を生成しているのでしょうか?

↑のように、AIの中にあるデータベースから論理的に文章を生成している……なんてイメージを持つ方もいるでしょうが、そうではありません。
実際のところ、AIは以下のように文章を生成しています。

AIは日本が国を意味するということも、人口という言葉の意味も、1.3億人の規模感も理解していません。
言葉の意味を理解できていない以上、気の利いた例え話を用意することなんてできませんし、読者が記事を読む裏の目的、つまり潜在ニーズを拾うこともできません。
さらにいうと、ライティングAIの性能は学習データに依存するので、デタラメな情報がはびこるネットの情報をそのまま学習データにしても、そこから出力される記事は正確性に欠けます。
と思うかもしれませんが、わざわざAIの学習データ用に文章を用意するくらいなら、最初から人間が記事を書いた方が早いですよね。
仮に完璧なAIが登場しても問題ない
相当難しい話だとは思いますが、仮に完璧なライティングAIが登場した場合を想定してみます。
悲観的な想像をする方も多いでしょうが、それならそれでAI利用する側に回ればいい話だとは思いませんか?
例えばアフィリエイトサイトを量産するでもいいですし、集客用のサイトを作って企業に売る、なんてこともやりやすくなりますよね。
結局どんな状況になろうが、ライターとしてスキルを磨いておけば、いくらでも応用が効きます。
万が一、人間顔負けのAIが出てきたなんてことになったら、そのときはそのときで私も今後どう立ち回ればいいかといった情報をメルマガなどで配信していくので安心してください。
さいごに
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