クラウドソーシングを一言で説明すると、仕事をしたい人と仕事を依頼したい人をマッチングさせるサービスだといえます。
求人サイトと違うのは、案件ごとに成果物を納品することで報酬が発生する点です。
例えば、ライターなら記事を納品することで、デザイナーならデザインを納品することで報酬を得られます。
誰でも手軽に仕事を受注できることから、副業として始める人はもちろん、独立を果たす人も少なくありません。
実際、私もクラウドソーシングをきっかけに、未経験からプロのWebライターになりました。
まったくの未経験者でも、本気で稼ごうと思えば月収50万円くらいは十分狙えます。
プログラミングなど、すでに専門的なスキルを持っている方なら、月収100万円超えも夢ではありません。
引き続き、クラウドソーシングについて詳しく説明していきます。
クラウドソーシングの仕組み
クラウドソーシングで仕事を受注する方法は、以下の2パターンです。
- 公開されている案件に提案する
- クライアントから依頼の相談を受ける
最初はサービス内での実績がゼロなので、まずは公開されている案件に取り組むところからスタートします。
また、案件の形式には以下の3種類があります。
- タスク
- プロジェクト
- コンペ
タスク
タスクは先着順に誰でも取り組める案件です。
例としては、以下のような案件が挙げられます。
- あなたの好きなテレビ番組を3つ教えてください
- 好きな芸能人を300文字で紹介してください
- ゲームのアイデアを考えてください
仕事というより、アンケートに答えて謝礼をもらうイメージです。
クライアントとやり取りする手間はないものの、報酬がかなり安いため、ある程度まとまった金額を稼ぎたいなら選択肢から外れます。
とはいえ、お試し感覚で挑戦してみるには良いと思います
プロジェクト
プロジェクトは、クライアントとメッセージをやり取りしながら進める案件です。
クライアントの要望を聞きながら、ホームページやソフトウェア、デザインや記事を作成します。
例としては、以下のような案件が挙げられます。
- サイトのトップページをデザインしてください
- YouTubeに投稿する動画を編集してください
- 掃除をテーマに記事を執筆してください
プロジェクト案件では、業務遂行に必要なスキルだけでなく、営業力やコミュニケーション能力も必要です。
ただ、その分タスク案件より報酬が高く、継続して依頼されるようになれば価格交渉もできます。
コンペ
コンペは、クライアントが条件を示し、これに合った作品を提出する案件です。
例としては、以下のような案件が挙げられます。
- 会社のロゴマークを作成してください
- 料理教室のイメージキャラクターをデザインしてください
- 商品のキャッチコピーを考えてください
コンペはデザイン関係の案件に多い形式です。
作品は誰でも提出できますが、選ばれなかった人には報酬が発生しません。
クラウドソーシングで仕事をする流れ
サービスに登録してから報酬が発生する大まかな流れを、案件の形式ごとに紹介します。
タスク
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 公開されている案件の指示に従い、作業をこなす
- クライアントの承認を待つ
- 報酬が支払われる
プロジェクト
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 公開されている案件に提案する
- 採用を待つ
- クライアントとやり取りしながら成果物を納品する
- 修正などがあれば対応する
- 報酬が支払われる
- お互いに評価をつける
コンペ
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 公開されている案件に作品を提出する
- 採用を待つ
- 修正などがあれば対応する
- 報酬が支払われる
- お互いに評価をつける
クラウドソーシングのメリット
仮払いがあるため金銭トラブル防止になる
クラウドソーシングには仮払い(エスクロー)というシステムがあります。
クライアントは仕事を依頼する際、クラウドソーシングの運営に報酬を仮払いします。
仕事は仮払いの後に始めることになっており、案件が終了するタイミングで手数料を引いた分が受注者に支払われる仕組みです。
この仕組みのおかげで、成果物を納品したのに報酬が支払われないといった金銭トラブルを回避できます。
誰にでも仕事を得るチャンスがある
クラウドソーシングを使えば、自分から直接企業に営業をかけなくて済みます。
案件一覧にはいつでも何かしらの募集があるため、登録初日で仕事を受注できることもあるでしょう。
また、クラウドソーシング内での実績が蓄積されれば、クライアントの方から仕事のお誘いが来ることもあります。
実績ゼロでも仕事を受注できることが、クラウドソーシング最大のメリットです。
ブログやSNSで自己ブランディングしていなくても、適切な提案ができれば生活できるだけの収入を得られます。
フリーランスとしてのメリットを得られる
時間や場所に関係なく働ける、仕事を選べるなど、フリーランスとして働くメリットを得られます。
独立できるくらい稼げるようになれば、会社を辞めるという選択肢も視野に入ってくるでしょう。
クラウドソーシングのデメリット
最初は稼げない
公開されている案件はどれも報酬が安く、一見すると
と思ってしまいます。
ただ、クラウドソーシングが稼げないのは最初だけです。
継続の案件を受注できれば、報酬はどんどん上がっていきます。
詳しくは↓の記事で解説しました。
素人や怪しい人もいる
クラウドソーシングは誰でも登録できてしまうため、サイトの使い方を知らないクライアントや詐欺を企む怪しいクライアント、事前の打ち合わせと違う指示をするといった悪質なクライアントも存在します。
手数料がかかる
クラウドソーシングを利用すると、システム利用料として5〜20%の手数料が報酬から引かれます。
人によっては、この手数料がもったいないと感じるかもしれません。
代表的なクラウドソーシングサービス
現在、日本で代表的なクラウドソーシングといえば、クラウドワークスかランサーズです。
掲載されている案件数はクラウドワークスの方が多いので、今から始めたいならこちらをおすすめします。
両方に登録するという手もありますが、個人的には1つに絞るべきだと思っています。
詳しくは↓の記事で解説しました。
さいごに
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