営業&交渉術

クラウドソーシングとは?メリット・デメリットを解説

 

「未経験からWebライターになるならクラウドソーシングに登録するといい」って聞いたんだけど、クラウドソーシングってなんなんだ?
結局何から始めればいいのかよく分からん……。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
そんな疑問にお答えします。

 

クラウドソーシングを一言で説明すると、仕事を依頼したい人・受注したい人をマッチングさせるサービスだといえます。

 

誰でも手軽に仕事を受注できることから、副業として始める人はもちろん、ここから独立を果たす人も少なくありません。

実際、私もクラウドソーシングをきっかけに、未経験からプロのWebライターになりました。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
1日5時間以下の作業で月収30万円を達成しています。

 

この記事では

 

  • クラウドソーシングとは
  • クラウドソーシングのメリット・デメリット
  • 登録するべきクラウドソーシング

 

以上の3点について解説します。

 

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングは

 

  • 不特定多数の人々を意味する「クラウド」
  • 外部委託(=外部の人に仕事を頼むこと)を意味する「アウトソーシング」

 

この2つを組み合わせた造語です。

 

クラウドソーシングに登録すると、個人・法人を問わず、誰でも簡単に仕事を受発注できるようになります。

 

例えばあなたが

 

私の似顔絵を書いてください!

 

という仕事を発注することもできますし

 

YouTube用の動画を撮影したので、どなたか編集をお願いします!

 

といった募集をかけることも可能です。

 

Webライターになりたいなら

 

  • 「〇〇の文章を書いてください!」
  • 「〇〇の記事執筆をお願いします!」

 

といった募集をかけている人や企業に

 

ぜひ私にお任せください!

と提案していくことになります。

 

クラウドソーシングは一つじゃない

クラウドソーシングはビジネスモデルの一種であって、「クラウドソーシング」という名称のサービスがあるわけではありません。

「牛丼屋」というビジネスモデルにも「吉野家」や「松屋」があるのと同じで、「クラウドソーシング」にも「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったサービスがあります。

単にクラウドソーシングといっても、いろいろなサービスが存在する。

クラウドソーシングのメリット・デメリット

クラウドソーシングのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

 

メリット デメリット

  • 誰にでも仕事を得るチャンスがある
  • 金銭トラブルを防止できる

  • 最初は全然稼げない
  • 手数料がかかる
  • 発注者側にも初心者や悪質な人がいる

 

それぞれ解説します。

 

メリット

誰にでも仕事を得るチャンスがある

クラウドソーシングを使わなくても、企業に直接営業をかけていけば仕事は取れます。

とはいえ、未経験の状態でいきなり営業に挑むのはハードルが高いですよね。

 

まったくの素人が営業をかけても

 

何か実績はありますか?

実績はありませんが、やる気はあります!

(やる気があるだけじゃ任せられないんだよな……)

と門前払いになるのがオチです。

 

ところが、クラウドソーシングには未経験者でもこなせる簡単な依頼がたくさんあります。

簡単な仕事はそれだけ報酬も低くなりますが、実績を積み重ねていけば、いずれは大きな仕事も受注できるようになります。

 

 

金銭トラブルを防止できる

クラウドソーシングには、報酬の未払いを防ぐために仮払い(エスクロー)というシステムがあります。

以下、直接取引する場合と比較した図を用意しました。

 

山田 ユウキ
山田 ユウキ
この仕組みがあるおかげで、初心者でも安心して仕事に取り組めます。

デメリット

最初は全然稼げない

クラウドソーシングで公開されている案件はどれも報酬が低く、一見すると

 

こんな仕事をしても稼げないだろ……。

と思ってしまうはずです。

 

残念ながら、ユーザーの質を考えるとこれは仕方ありません。

誰でも登録できるという性質上、クラウドソーシングには意識が低い人もたくさんいます。

 

具体例

  • 仕事の途中で音信不通になる
  • まったく関係ない内容で記事の文字数を水増し

 

そのため、ほとんどのクライアントは

 

まずは低い報酬で募集をかけ、信頼できると判断したライターにだけ継続依頼・単価アップの話を持ちかける

 

というやり方でクラウドソーシングを利用しています。

 

最初はまったく信用されていない状態からのスタートになるので、時給換算にすれば最低賃金にすら届きません。

大半の初心者ライターはこの段階で諦めていきます。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
逆にいうと、この初心者ゾーンさえ抜けられれば月収20万、30万も見えてきます。

手数料がかかる

クラウドソーシングを利用すると、システム利用料として20%の手数料が報酬から引かれます。

せっかく10万円稼いでも2万円が手数料に消えてしまうと思うと、なかなか負担が大きく感じますよね。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
営業の手間が減る、トラブル防止になるといったメリットを考えると、個人的には妥当な手数料だと思います。

 

ただ、仕事に慣れてきたら直接営業という選択肢も視野に入ってきます。

クラウドソーシングは、ライターとしての経験を積む修行の場だと割り切りましょう。

 

発注者側にも初心者や悪質な人がいる

クラウドソーシングに誰でも登録できるのは、なにも受注者に限った話ではありません。

クライアントとして登録しているユーザーにも

 

登録してみてはいいけど、使い方がイマイチ分からんな……。

といった人がいるので、例えば仮払い前に作業を始めるよう頼まれるなど、間違った指示を出されることもあります。

 

他にも「何も知らない初心者を搾取してやろう」と考える悪質なクライアントもいるため、募集の良し悪しを見抜く目が必要になります。

おすすめはクラウドワークス

日本のクラウドソーシングは、クラウドワークスランサーズの2社がツートップです。

それぞれの企業情報を以下の表にまとめました。(2023年3月時点)

 

  クラウドワークス ランサーズ
社名 株式会社クラウドワークス ランサーズ株式会社
設立 2011年11月 2008年4月
資本金 約26.9億円 約14.4億円
上場市場 東京証券取引所グロース 東京証券取引所グロース

 

ここで挙げた2社以外にもさまざまなクラウドソーシングが存在しますが、いろいろなサービスにアレコレ登録する必要はありません。

複数のクラウドソーシングを利用すると実績が分散してしまうので、クラウドワークスかランサーズのどちらかを選んでおけば大丈夫です。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
私はランサーズで活動していましたが、今から始めるならユーザー数が多いクラウドワークスの方をおすすめします。

Webライターになるための5ステップ

ステップ①事前準備
 クラウドソーシングに登録する←今ココ
 タスク案件に取り組んでみる

ステップ②仕事を取る
 プロフィールを作り込む
 優良な案件を探す
 案件に提案する

ステップ③継続案件につなげる
 継続案件を受注する

ステップ④単価を上げる
 単価交渉を仕掛ける

ステップ⑤直接契約に挑む
 直接営業をかける

さいごに

当サイト「山田ユウキのWebライター講座」は、Webライターの情報に特化した専門サイトです。

他にもWebライターに関する記事を多数用意していますので、ぜひ他のページも見ていってください。

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