営業&交渉術

初心者Webライターでも受注可能!優良案件の見つけ方と受注のコツ

 

効率良く単価アップ・スキルアップを目指すには、どんな案件を狙えばいいんだろう?
悪質なクライアントに遭遇するのも避けたいな……。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
選び方さえ分かっていれば、初心者でも優良案件は簡単に見つけられます!

 

私も駆け出しの頃は低単価案件で消耗したり、悪質なクライアントに捕まって時間を無駄にしたりしていました。

優良案件を見抜けるようになるまで、少なくとも数ヶ月はかかったと思います。

 

ですが、あなたまで私と同じ遠回りをする必要はありません。

 

今回の記事では

 

  • 優良なライティング案件を見つける方法
  • 初心者でも優良案件を受注するコツ

 

以上の2点について解説します。

 

山田 ユウキ
山田 ユウキ
記事を見ながら実践できるよう説明していきますので、ぜひ一緒に案件を探してみてください!

初心者Webライターが優良案件を見つける6ステップ

優良なライティング案件は、以下の6ステップで見つけられます。

 

  1. プロジェクト案件を選ぶ
  2. 文字単価0.5円以上に絞る
  3. 「キーワード」というキーワードで検索する
  4. 依頼タイトルを見て書けそうな案件か判断する
  5. 案件の内容を確認する
  6. クライアントの評価を確認する

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

1.プロジェクト案件を選ぶ

ライティング案件のほとんどは、タスク案件かプロジェクト案件に分類できます。

それぞれの特徴は以下の通り。

 

タスク案件

「〇〇についての感想を書いてください」など、感想や体験談を求めるものが多い。

クライアントとやり取りする必要はなく、単発での依頼になる。

プロジェクト案件

クライアントの要望を聞くなど、お互いコミュニケーションを取りながら進めていくことになる。

単発での依頼もないわけではないが、ほとんどは継続することが前提。

 

「まずはライティングに慣れるため」という目的があるならタスク案件でもいいんですが、タスクは誰にでもできる単純作業でしかありません。

いくら数をこなしてもスキルは上がりませんし、簡単な仕事なので単価も低く設定されています。

また、単発依頼が前提ということもあり、常に案件を探す手間がかかるのもデメリットです。

 

一方、プロジェクト案件は少し難易度こそ上がるものの

 

  • クライアントからフィードバックを受けることでスキルアップできる
  • 継続取引につなげ、単価を上げていくことができる

 

というメリットがあります。

 

 

プロジェクト案件ってなんだか難しそう……。
初心者が応募しても大丈夫なのかな?

と思うかもしれませんが、最初は誰だって初心者です。

クライアントの方も、未経験者・初心者が応募してくることは分かった上でクラウドソーシングを利用していますので、なにも遠慮する必要はありません。

 

2.文字単価0.5円以上に絞る

次は文字単価0.5円以上の案件に絞ります。

 

クラウドワークスであれば、以下のように文字単価を絞る検索設定があります。

ランサーズの場合は目視で見分けてください。

 

仕事カテゴリを「ライティング」に絞った後、画面左側の「こだわり」から設定できる。

 

私の経験上、文字単価0.5円未満の案件は悪質であることが多いです。

実際、私が文字単価0.2円、0.3円の案件を受注していたときは、よく以下のような案件に遭遇していました。

 

悪質案件の例

  • 何も分からない初心者を安く使い倒すのが目的
  • 実は自社の商材を売りつけるのが目的

 

ところが、文字単価0.5円以上の案件で「これは悪質だ」と感じたことはほとんどありません。

初心者でも文字単価0.5円以上の案件は問題なく受注できますので、0.5円未満の案件は機械的に除外してOKです。

「初心者でも文字単価1円以上に絞れ!」と発信しているライターも多いのですが、自分の実力も分からないうちから文字単価1円以上に絞るのはおすすめしません。

そもそも、Twitterやブログで情報を発信しているライターはどちらかというとエリート層です。

平均より高いレベルを普通と考えていることも多いため、その点も考慮して情報を受け取りましょう。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
あくまで「文字単価1円以上に絞るのはおすすめしない」という話であって、「文字単価1円以上の案件に応募するのはやめましょう」と言っているわけではありません。

3.「キーワード」というキーワードで検索する

少しややこしいのですが、次は「キーワード」というキーワードで検索をかけてください。

すると、募集文に以下のような記載がある案件をあぶり出せます。

 

「当方の指定するキーワードに従ってWeb上で調べ、ご自身の文章でまとめて作成してください」

「個別にキーワードをお渡ししますので、このキーワードについて調べなから執筆をお願いします」

 

では、なぜ「キーワード」というキーワードで検索をかけるべきなのか?

理由は以下の2つです。

 

  • SEO案件が見つかるから
  • 初心者でも書きやすい案件が見つかるから

 

それぞれ詳しく解説します。

 

SEO案件が見つかるから

クライアントの多くは、集客を目的に記事執筆を依頼しています。

 

例えばあなたが

 

玄関をリフォームしたい!

と思ったら、「玄関 リフォーム」といったキーワードで検索しますよね。

 

では、検索して見つけた記事の中で

 

玄関のリフォームは〇〇工務店にお任せください!

 

と紹介されていたらどうでしょう?

 

記事を読む人が10人、100人と増えていけば、きっと何人かはこの工務店にリフォームを依頼しようと考えるはずです。

 

といっても、単に自社のWebサイトを作ったからといって、「玄関 リフォーム」というキーワードで検索上位に表示されるわけではありません。

この目的を達成するには、「玄関 リフォーム」と検索する人に最適化(SEO対策)された記事を書く必要があります。

 

 

SEOを目的にした記事は、直接クライアントの利益につながります。

そのため、SEOが分かるライターの需要は多く、単価アップにつながりやすいのです。

 

また、SEO案件ではマニュアルを用意されていることがほとんどなので、仕事を受注しながらスキルアップする効果も期待できます。

初心者でも書きやすい案件が見つかるから

キーワードをもとに書く案件(SEO案件)は「ネット上の情報で記事を書いてOK」とされているものが多いです。

 

やっぱり

 

  • 医療系の資格がある方限定
  • 〇〇を購入したことがある方限定

 

といった案件に挑戦するのは、なかなか難しいですよね。

 

その点、「このキーワードについて調べて書いてください」という案件は応募のハードルが低く、初心者でも取り組みやすいと感じるはずです。

 

特別な知識や経験がなくても始めやすく、かつ単価アップ・スキルアップにもつながりやすい。

これが「キーワード」というキーワードで案件を探すべき理由です。

 

4. 依頼タイトルを見て書けそうな案件か判断する

ここまでの条件を踏まえ、実際に検索してみると以下のような検索結果画面が表示されます。

 

クラウドワークスでの検索結果画面

 

次は、ここに表示された案件の依頼タイトルを一つずつチェックして

 

これなら自分にも書けるかも……?

と感じた案件をリストアップしてくことになるのですが、ここで一つ注意点があります。

 

それは、初心者歓迎案件を除外すること。

 

初心者歓迎案件の例

  • 【未経験・初心者さん歓迎】〜〜〜に関する記事執筆
  • 初心者でも安心して取り組めます!〜〜〜についての記事作成依頼

 

そもそも普通のクライアントは、できれば実績があるライターに高品質な記事を納品してほしいと考えるはずです。

にも関わらず、わざわざ初心者を歓迎するのはなぜなのか?

 

理由は大きく以下の2つです。

 

  • 初心者を安く使うため
  • ライティングなどの商材を売りつけるため

 

前者の場合、クライアントは安く外注することが目的なので、長く続けても単価アップにつながらない可能性が高いです。

 

後者の場合、これはクラウドソーシングの規約違反です。

平気で規約違反を行う業者が、まともな商材を提供しているとは思えません。

 

つまり、いずれにせよロクな案件ではないということです。

 

わざわざ「初心者歓迎」と書いている案件を狙わなくても、問題なく仕事は受注できます。

あえてこちらから怪しい案件に挑む必要はありません。

5.案件の内容を確認する

いくつか候補をリストアップしたら、次は案件の内容を詳しく確認していきます。

チェックしてほしいのは次の3点です。

 

  • 自分に対応できそうな案件か?
  • 依頼内容は明確か?
  • いきなり複数本の依頼になっていないか?

 

それぞれ解説します。

 

自分に対応できそうな案件か?

感覚的な話になってしまうのですが、8割方できると思った案件は挑んで大丈夫です。

 

例えば

記事の納品はWordPressでお願いします。

と書かれていた場合を考えてみましょう。

 

WordPressを使った経験がない方は

 

いや〜……WordPressなんて使ったことないからな……。

と躊躇するでしょうが、GoogleやYouTubeで「WordPress 記事投稿」と調べれば、十分やり方は勉強できるはずです。

 

頑張ればなんとか対応できそう。

そう思える状態が「8割方できる」だと思ってください。

 

逆に

弁護士としての経験をもとに執筆してください。

なんて書かれていたら、実際にその経験がない限り、もうどうしようもありませんよね。

このように「これは絶対自分じゃ対応できない!」と感じた案件は除外します。

 

依頼内容は明確か?

なんだか日本語が怪しいな……

なんとなく言いたいことは分かるけど、いくつか意味不明な点があるな……

 

このように感じる案件は避けましょう。

コミュニケーションが下手なクライアントを相手にすると、のちのち苦労することになります。

 

コミュニケーションで苦労する例

  • 契約した後になって、事前に聞いていなかった仕事が追加される
  • 言った・言ってないの水掛け論でトラブルになる

 

いきなり複数本の依頼になっていないか?

「まずは5記事で依頼させていただきます」

「10記事単位でプロジェクトを立てます」

↑のような依頼は少し危険です。

 

理由は単純で、あとになってクライアントが悪質だと分かっても、途中で逃げられなくなるからです。

 

どうしても受注したい場合は

 

いきなり10本で依頼するのも不安があると思いますので、まずは1記事で契約させていただけないでしょうか?

と提案してみてください。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
1記事での契約はクライアントにもメリットがあるため、この提案を悪く思う必要はありません。

6.クライアントの評価を確認する

最後にクライアントのプロフィールページに飛び、そのクライアントが過去に受けた評価を確認してください。

 

平均評価4.0以下など、あからさまに評価が低いクライアントは自然と除外すると思いますが、評価が高いからといって安心はできません。

なぜなら、クラウドソーシングには相手に低評価をつけにくい風潮があるからです。

 

例えば、あなたがクライアントに低評価をつけようと思った場面を想像してください。

 

自分が低評価をつけたら、報復として低評価を返されてしまうのでは……?
そうでなくとも、何か文句を言われるかもしれない……

と不安になりますよね。

 

そのため、ほとんどのユーザーは相手に不満があっても低評価をつけません。

平均評価が高いからといって、必ずしも良いクライアントだとは言い切れないのです。

 

では、いったいどうすれば悪質なクライアントを見抜けるのか?

 

そこで役に立つのが評価コメントです。

 

以下2つのパターンが多い場合は危険だと思ってください。

 

  • システムによる自動評価など、そもそもコメントがないパターン
  • 「ありがとうございました」だけなど、社交辞令で書いていると思われるパターン
具体例

 

逆に、次の評価コメントが多いクライアントは安心です。

 

  • 「いつもお世話になっております」など、継続的に取引していると思われるパターン
  • 「丁寧に対応していただきありがとうございました」など、明らかに好意的なパターン
具体例

 

評価コメントにザッと目を通し、問題なさそうであれば提案文を書いていきましょう。

 

初心者Webライターでも優良案件を受注するコツ

ここからは、優良案件を受注する以下3つのコツについて解説します。

 

  • クライアントが求めている提案文を書く
  • プロフィールを充実させる
  • 少なくとも10件以上提案する

 

クライアントが求めている提案文を書く

提案文はテンプレートを使わず、一つひとつ丁寧に書いてください。

他の案件でも使い回せる提案文になっていては、クライアントからの印象は最悪です。

 

例えば転職に関する案件なら、実際に転職した経験をアピールできればベストです。

 

もし転職の経験がなくても

 

「転職の経験はありませんが、実は◯年前に転職を考えたことがあり、〇〇や〇〇の転職サイトに登録しました」

「私自身、転職した経験はないのですが、転職すべきか悩んでいる友人の相談に乗ったことがあります」

 

といったことは書けますよね。

 

他にも

 

  • 過去の実績をアピールする
  • 自分を採用することでどんなメリットがあるのか伝える

 

といったポイントさえ押さえられていれば、初心者でも優良案件を受注することは十分可能です。

以下の記事では、提案文の書き方を実例と一緒にさらに詳しく解説していますので、よければこちらも参考にしてください。

プロフィールを充実させる

提案文を見て

 

このライターが良さそうだな

と思ったクライアントは、必ずプロフィールもチェックします。

 

ですが、そのプロフィールがスカスカになっていると、やる気がないライターだと思われ

 

やっぱりこの人に頼むのはやめておこう……

と判断されることになります。

 

プロジェクト案件に挑む前に、プロフィールの埋められる項目はすべて埋めてください。

もちろん、プロフィール文も上限文字数ギリギリになるまで書きましょう。

 

具体的な書き方については以下の記事で解説しています。

少なくとも10件以上提案する

提案文とプロフィールが充実していれば、初心者でも問題なく優良案件を受注できます。

といっても、100%受注できるかといえばそんなことはありません。

 

やはり実績が少ないうちは不利と言わざるを得ませんので、量でカバーするという考えも必要です。

1件も実績がない状態から始めるなら、少なくとも10件は提案してください。

 

そうは言っても……採用されすぎてキャパオーバーになったらどうすればいいの?

山田 ユウキ
山田 ユウキ
もしそうなったときは、受けきれない分を断ればいいだけです。

 

就活と同じで、あなたが他の案件にも提案していることはクライアントも分かっています。

先のことは気にせず、いろいろな案件にガンガン提案していってください。

さいごに

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他にもWebライターに関する記事を多数用意していますので、ぜひ他のページも見ていってください。

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