SEOってなんなんだ……?
SEOは非常に奥が深いテーマです。
情報自体は検索すればいくらでも手に入りますが、専門用語の多さや内容の複雑さが初学者を苦しめます。
そこで今回は、Webライターが押さえておくべきSEOの基本をまとめました。
この記事を読んでおけば、他サイトの難しい解説記事も理解できるようになります。
SEOとは
SEOとは、Googleなどの検索結果で自分のサイトをできるだけ上位に表示させる手法・施策のことをいいます。
SEOはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略です。
SEO対策と呼ぶこともあります

例えば、自分のブログで自転車のパンクを直す方法について書いたとします。
せっかく時間をかけて書くわけですから、できればたくさんの人に読んでほしいですよね。
しかし、ただ日記のように書いているだけでは、なかなか検索にヒットせず読んでもらえません。
そこで力を発揮するのがSEOです。
記事タイトルに「自転車」「パンク」などのキーワードを入れたり、読みやすいよう適切に見出しを作ったりといったSEO対策を行えば、検索上位に表示される可能性が高まります。
検索エンジンのシェアはGoogleが圧倒的に1位です。
そのため、基本的にSEO対策といえばGoogleへの対策を意味します。
WebライターにSEOの知識が求められる理由
Webライターが書く記事は、SEO対策を目的にしているケースがとても多いです。
なぜなら、SEOには絶大な集客効果があり、クライアントの売上に大きく貢献するものだからです。
例えば、中古車の買い取りを手掛ける会社が「車 売却」のキーワードで検索上位を取り、記事の中で「無料で見積もりができます!」と案内していたら……?
記事を読んだ人の何%かは「この会社に買い取ってもらおうかな」と考えるでしょう。
SEO集客には、人件費などの経費がほとんどかかりません。
検索上位を取ってしまえば自社サイトが自動集客マシーンになるため、上手くいけば非常に効率の良い集客手段になります。
SEOを直感的に理解できる例え話
少しだけ例え話にお付き合いください。
あなたは、図書館にレファレンスというサービスがあることをご存知ですか?
図書館では単に本を借りるだけでなく、図書館員に調べ物のサポートをお願いできます。
このような質問に対し、図書館員は参考になりそうな本をいくつか紹介してくれます。

検索エンジンの仕組みは、このレファレンスサービスにとてもよく似ています。

頭の中で以下のように置き換えてください。
- 図書館員→Google
- 本→Webサイト
- 本のページ→Webサイト内の1ページ
このイメージを持っておくと、SEOの難しい話もスムーズに理解できます。
イメージで覚えるSEOの基本
レファレンスサービスの例えをもとに、SEOの基礎知識を紹介します。
狙うキーワードを記事タイトルや見出しに入れる
自転車のパンクを直す方法について書くなら、記事タイトルや見出しに「自転車」「パンク」といったキーワードを入れます。
キーワードが入っていなければ、Googleは記事の存在になかなか気付けません。
実際に「自転車 パンク」と検索すれば分かる通り、検索上位の記事タイトルには、必ずと言っていいほどキーワードが含まれています。

レファレンスでも「自転車のパンクを直す方法について知りたい」と聞けば、図書館員は「自転車のパンクを修理するコツ」といった見出しがある本をおすすめしてくれるはずです。
本のどこにもキーワードが含まれていなければ、図書館員は情報の存在に気付けません。
質の高い記事を書く
記事のクオリティが高ければ高いほど、検索上位に表示される可能性は高くなります。
質について難しく考える必要はありません。
図やグラフを適切に使っている記事は読みやすいですよね?
記事タイトルと関係ないことが書いている記事は正直邪魔ですよね?
専門用語を並べられるより、分かりやすい言葉を使ってくれた方がいいですよね?
「文字数が多いとSEOに強い」なんて話もありますが、これは結果論です。
レファレンスでも、図書館員は”純粋に”利用者の役に立つと思われる本を勧めます。
文字数が多いから、画像がたくさんあるから、なんて理由で本を選ぶことはありません。
専門性が高いサイトはSEOに強い
Googleは専門性の高いサイトを優先的に上位表示させます。
例えば、なんでも好き勝手書いているブログでカメラの記事を書いても、カメラの情報のみ扱っているサイトにはなかなか勝てません。
レファレンスのイメージでいうと、個人のブログは雑誌です。
一方、カメラの情報のみ扱っているサイトは、カメラの専門書だと考えられます。
権威性が高いサイトはSEOに強い
多くのサイトにリンクを張ってもらうと、検索順位が上がります。
本の場合も、他の本からたくさん引用されているほど、役に立つ情報が載っているはずだと考えられます。
例えば、国や企業のサイトなど
また、記事がSNSでたくさん言及されている場合にも検索順位が上がります。
SNSは世間の声だと考えてください。
どこの誰が書いたか分からない野球解説本より、有名なプロ野球監督が書いた解説本の方が役に立ちそうですよね。
信頼できるサイトはSEOに強い
病気や法律など、人生に大きな影響を与えかねない情報を探しているときに、誰かが適当に書いたブログを信じてしまっては大変です。
だからこそ、Googleは行政機関や企業など、多くの人が信頼している組織のサイトを優遇します。
レファレンスでも、病気に関する質問をすれば、専門の医者が書いた本を紹介してくれるはずです。
「病気は祈れば治る!」みたいなトンデモ本が紹介されることはありません。
さらにSEOを学びたいなら
レファレンスサービスに例えて考えれば、大抵のSEO知識は理解できます。
もっと詳しくSEOを学びたいのであれば、おおき(@ossan_mini)さんが運営しているSEOの森を読みましょう。
さいごに
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