初心者向け基礎知識

Webライターとは?仕事内容や業務フローを解説

 

これからWebライターに挑戦してみようと思うんだけど、具体的にはどんな仕事をすることになるんだろう?

山田 ユウキ
山田 ユウキ
ライター歴5年の私がお答えします。

 

Webライターの仕事内容を一言でいうと、Web上に掲載する記事や文章を書くことだといえます。

とはいえ、この説明だけでは大雑把すぎてよく分かりませんよね。

 

そこで今回は

 

  • Webライターの仕事内容
  • 請け負う仕事の具体例
  • 具体的な業務フロー

 

以上の3点について解説していきます。

 

Webライターの仕事内容

Webライターとして活動し始めると、以下のような仕事を任されることになります。

 

  • 記事執筆
  • 記事の装飾
  • 画像選定
  • WordPress入稿

 

それぞれ解説します。

 

仕事内容①記事執筆

クライアントから「こういう記事を書いてください」と指示を受け、その指示通りの記事を書いて納品する。

Webライターの仕事はこれがメインです。

 

クライアントから受ける指示の具体例としては以下のようなものが挙げられます。

 

  • iPhoneとAndoridスマホを比較し、それぞれのメリット・デメリットについて解説する記事を書いてください
  • 「節約 食費」と検索する読者を想定し、食費を節約する方法についてまとめてください

仕事内容②記事の装飾

マーカーを引いたり文字の色を変えたりなど、文章を装飾するよう頼まれることもあります。

また、箇条書きや表など、文章以外の表現を要求されることも少なくありません。

 

仕事内容③画像選定

Web記事では、以下のように画像が使われていることも多いですよね。

 

 

このように内容に合わせた適切な画像を選び、記事に挿入するよう頼まれることもあります。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
自分で写真や画像を用意することは稀で、基本的にはぱくたそ写真ACといったフリー素材サイトから拾ってくることになります。

仕事内容④WordPress入稿

WordPressというのは、Webサイトを作成するソフトの一種です。

数あるソフトの中の一つとはいえ、ブログのように定期的に記事を更新するサイトは、WordPressで運営されていることが非常に多いです。

 

w3techs.com」のデータをもとに作成
山田 ユウキ
山田 ユウキ
このサイトもWordPressで運営しています。

 

WordPressなら専門的な知識がなくても運営できる上に、入稿(記事投稿)もそれほど難しい作業ではありません。

そのため「記事執筆と一緒に入稿までお願いできませんか?」と頼まれることもよくあります。

 

記事執筆は仕事の一部

Webライターにとって、記事を書くことは仕事の一部に過ぎません。

 

そもそも記事や文章を書いて報酬が発生するのは、その記事や文章がクライアントの売上につながるからです。

つまり、Webライターという仕事の本質はクライアントの売上に貢献することだといえます。

 

当然いろいろな仕事に対応できる方が収入は高くなりますが、始める前からアレコレ勉強する必要はありません。

まずは簡単な仕事から受注し、少しずつレベルを上げていけば大丈夫です。

 

Webライターが請け負う仕事の具体例

実際にWebライターとして活動し始めると、どんな仕事を受注することになるのか?

具体例を7つ紹介します。

感想や体験談

 

具体例

  • 映画「タイタニック」の感想を書いてください
  • 探偵に浮気調査を依頼する際のメッセージ例を書いてください

完全未経験の方は↑のような案件から受注していくことになります。

 

特別なスキルは何も求められませんが、その代わり報酬はかなり低いです。

1件こなしても100円以下という仕事がほとんどですし、いくらこなしてもスキルは身につきません。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
月に数千円のお小遣いがほしいならともかく、5万、10万、それ以上と稼いでいきたいなら、肩慣らしとして10件程度こなせば十分です。

コラム記事

 

具体例

  • 病気や医薬品に関する情報を解説してください(薬剤師限定)
  • 物流に関する専門的な記事を執筆していただきます(物流業界出身者限定)

 

何か特別な知識や経験がある方なら、↑のような案件を狙っていくのがおすすめです。

専門性が高い案件は報酬が高く、記事に名前を載せてもらえることも多いため、ライターとして大きく成長できます。

 

SEO記事

 

具体例

  • 「リフォーム 床材 選び方」と検索する読者を想定し、リフォームに関する記事を書いてください
  • 「米 パスタ コスパ」と検索する読者を想定し、節約に関する記事を書いてください

 

SEOとは、Googleなどの検索結果で、自分のサイトをできるだけ上位に表示させる手法・施策のことをいいます。

例えば「リフォーム 床材 選び方」というキーワードを意識して記事を書けば、その記事は「リフォーム床材 選び方」と検索したときに上位表示されやすくなります。

 

 

では、「リフォーム 床材 選び方」で検索上位になった記事の中に

 

「リフォームをお考えですか?ぜひ当社にお任せください!」

 

といった案内があったらどうでしょうか?

 

きっと記事を見た人の何%かは、実際にリフォームを依頼してくれるはずです。

 

SEOを目的にした記事は、集客の面でクライアントの売上に大きく貢献します。

稼げるWebライターになりたいなら、SEOの勉強は絶対に避けて通れません。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
SEOが分かると、特別な知識や経験がない方でも月収20万、30万を狙えるようになります。

リライト

 

具体例

  • こちらの記事の内容を、最新の情報になるよう書き換えてください
  • こちらの記事に〇〇の情報を追記し、完成度を高めてください

 

リライトとは、要するに書き直しのことです。

 

Web記事は紙媒体の記事と違い、後からいくらでも修正が効きます。

そのため、古くなった情報をアップデートしたり、より内容を充実させて完成度の高いコンテンツに改善したり、といった需要も生まれるわけです。

 

YouTube台本

 

具体例

  • 日本の歴史について解説するYouTube動画の台本を書いてください
  • ゾッとした話を紹介するYouTube動画の台本を書いてください

 

最近はYouTubeに動画を投稿する人・企業が増えてきたこともあり、↑のような案件を目にする機会が増えました。

いわゆる「ゆっくり解説動画」や「2ch(5ch)まとめ系動画」に関する依頼が多いです

 

SNSへの投稿文

 

具体例

  • Twitterに投稿する文章を書いてください
  • Instagramに投稿する文章を書いてください

 

SNSへの投稿メッセージを代わりに考える仕事です。

単なる日記のようなメッセージではなく、その投稿を見た人に学びがあるなど、何かしらのメリットを提供する内容が求められます。

 

Webライティング案件の業務フロー

ここからは、仕事を見つけるところから報酬が支払われるまでの業務フローを解説します。

1.仕事を見つける

仕事を見つける方法として、駆け出しのライターにはクラウドソーシングの利用をおすすめしています。

 

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人・受注したい人をマッチングさせるサービスのことです。

誰でも気軽に仕事を受注できることから、副業として始める方はもちろん、ここから独立を果たす人も少なくありません。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
実際、私もクラウドソーシングをきっかけに、未経験からプロのWebライターになりました。

 

クラウドソーシングを介さず、いきなり企業と直接契約を結ぶという方法もあるにはあるのですが、やはり初心者には難易度が高いです。

まずはクラウドソーシングで仕事に慣れ、自信がついてから直接契約に挑みましょう。

 

仕事を見つけるまでの流れは以下の通りです。

 

 

2.契約する

無事に提案が通ったら、クライアントから仕事の詳細について説明を受けます。

すべてメッセージで説明されることもあれば、WordやGoogleドキュメントで作成されたマニュアルが送られてくることもあります。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
疑問点や不明点があれば、必ずこの時点で質問しておいてください。

 

仕事内容を十分に理解し

 

これなら対応できそう!

と思えたら、いよいよ契約を結んで業務開始となります。

なかなかないケースだとは思いますが、この時点であれば「やっぱり難しいです」と断ることも可能です。

3.業務開始

記事作成は、大きくリサーチと記事執筆の工程に分けられます。

例えば「一人暮らしを始める際に必要な家具・家電」というテーマで記事を書くなら

 

  1. 本やネット、自分の経験などから、一人暮らしに必要な家具・家電を考える
  2. なぜその家具・家電が必要なのか、理由を書き出す
  3. 記事にしてまとめる

 

ざっくり↑のような流れで記事を書くことになります。

 

簡単な仕事であれば、あとは書いた記事を納品するだけです。

しかし、仕事のレベルが上がっていくと

 

  • 画像を用意する
  • 文章を装飾する
  • クライアントのサイトに直接記事をアップロードする

 

などの業務を請け負うことも増えてきます。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
どこまでの業務を請け負うかは打ち合わせの段階で決めます

4.納品&検収

記事が完成したら、クライアントに納品して確認を取ります。

何か修正点があればクライアントから指示があるので、その指示通りに記事を直し、再度納品してください。

特に問題なければ検収完了となり、ひとまず仕事が終了します。

 

ライターとクライアントの利害が一致すれば、その後も継続で他の仕事を依頼されることになります。

継続案件が増えれば営業活動に割く時間が減りますし、いずれは単価交渉で報酬を上げていくこともできますので、まずは継続案件だけで安定的に仕事を回すことが初心者の目標になります。

 

要点まとめ

  1. 仕事を見つける
  2. 契約する
  3. 業務開始
  4. 納品&検収

 

以上がWebライターの仕事内容です。

どんな仕事であろうと、大まかな流れは変わりません。

 

初めて挑戦するときは不安でしょうが、今は未経験からでもWebライターになりやすい環境が整っています。

ゲームと同じように、まずは簡単な仕事で経験値を貯めて、少しずつレベルを上げていってください。

 

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Webライターの始め方

>>「【Webライターの始め方】知識ゼロから全体像をつかむ」を読む

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