記事作成のコツ

読者の反応を予測して質の高い記事を書く方法

 

読者の疑問・悩みは、記事を読んでいる間にも刻一刻と変化します。

例えば「ジョギング 効果」というテーマで記事を書く場合、単にジョギングの効果を書くだけでは読者が満足する記事になりません。

なぜなら、記事を読んでいる間に今度は以下のような疑問・悩みが浮かんでくるからです。

 

  • 1日どれくらい走ればいいんだろう?
  • 効果が出るまで続けるのは大変そうだな……

 

質の高い記事を書くコツは、読者の反応を予測して、必要な情報を適切なタイミングで提供することです。

 

でも、読者がどんな反応をするかなんて分からないよ……

山田 ユウキ
山田 ユウキ
今回紹介する8つのパターンさえ覚えておけば大丈夫です。
具体例を挙げながら説明していきますね

 

1.「なぜ?」

具体例

アフィリエイトで稼ぎたいなら、まずはWebライターになりましょう。

読者
読者
なぜ?

いきなりアフィリエイトで成功するのは非常に難しいからです。

読者
読者
なぜ?

アフィリエイトに挫折する原因を紹介します。

 

8つのパターンの中でも「なぜ?」は特に強く意識しておきたい反応です。

 

「なぜ?」を放置された読者は大きなストレスを感じます。

あなたも難しい本や記事を読んで「全然分からん!もうこれ以上読むのはやめよう!」となった経験はありませんか?

 

記事の後半に詳しい説明があったとしても、そこまで読んでくれなければ書いていないのと同じです。

「なぜ?」と反応されそうな文章を書いたら、できるだけすぐに理由や原因を説明しましょう。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
どうしてもすぐに説明できない場合は「記事の後半で詳しく解説します」といった補足を入れてください

2.「例えば?」

具体例

クライアントの期待を超えると、こちらから交渉しなくても単価が上がることもあります。

読者
読者
例えば?

私が経験した2つのケースを紹介します。

 

「なぜ?」に対して理由や原因を説明しても、なかなか納得してくれないことがあります。

特に読者が認めたくないことであったり、賛否両論あるものであったりすると、どれだけ論理的に説得しても疑いを持たれます。

 

そこで話に説得力を持たせるのが具体例です。

読者の疑い具合を考慮しつつ、1つ〜3つくらいの例を用意しましょう。

PREP法

「なぜ?」と「例えば?」を組み合わせることで、PREP法と呼ばれる文章の型ができあがります。

PREP法では、以下の流れで文章や構成を組み立てます。

 

  1. P:Point(主張)
  2. R:Reason(理由)
  3. E:Example(例)
  4. P:Point(主張)

 

具体例

ダイエットでは運動より食事管理が重要です。(主張)

なぜなら、運動で消費カロリーを増やすより、食事制限で摂取カロリーを減らす方がずっと簡単だからです。(理由)

例えば、ショートキーキ1切れのカロリーは約400kcal。これをジョギングで打ち消そうとすれば、約1時間も走らなくてはいけません。(例)

運動量を増やすのも無意味ではありませんが、まずは食事内容を見直すことから始めましょう。(主張)

山田 ユウキ
山田 ユウキ
私もPREP法で構成を考えることは多いです

3.「他には?」

具体例

能力不足だと単価交渉をしても失敗します。

読者
読者
他には?

信用されていなくても失敗します。

読者
読者
他には?

クライアントの予算がない場合にも失敗します。

 

「他には?」に答えていくと「○つの理由」や「○つの方法」といった記事構成が出来上がります。

山田 ユウキ
山田 ユウキ

いわゆる「列挙型」と呼ばれる型です。
本記事も列挙型の構成になっています

 

列挙型であれば、話の流れに関係なく情報を追加できます。

どうしても指定された文字数に達しないときは「他には?」で内容を膨らませられないか考えてみてください。

4.「どうすれば?」

具体例

読まれるリード文を書かなければ、読者はすぐに離脱します。

読者
読者
どうすれば?

誰にでも真似できるリード文の書き方を紹介します。

 

どうすれば問題を解決できるのか、どうすれば手に入るのかなど……。

読者は具体的にどんな行動をすればいいか教えてもらいたがっています。

何をどれくらい用意し、どれほどの時間をかけて、どんな手順で進めていけばいいのか?

記事を読み終わった読者が迷いなく行動できるよう丁寧に説明しましょう。

5.「でも〇〇」

具体例

記事に書くべきことはペルソナ設定で分かります

読者
読者
でもペルソナ設定なんて面倒だし、書くことが分かってるなら、別にやらなくてもいいんじゃない?

質の高い記事を書くためにもペルソナ設定は重要です。

 

「読者は常に行動しない言い訳を考えている」と思ってください。

難しいこと・複雑なことを説明すれば、すぐに「でも面倒だし」「でも大変そう」と考えます。

「でも自分にできるだろうか」と考える弱気な人もいるでしょう。

 

そこで「〇〇しないとダメだ!」「〇〇以外にない!」と強く背中を押すのも書き手の仕事です。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
「〇〇しないとダメだ!なぜなら〜」のようにつなげるパターンもよくあります

6.「〇〇ってことね(誤解)」

具体例

初心者ライターはいろんな案件にガンガン応募しましょう。

読者
読者
テンプレートを作って応募しまくればいいってことね

コピペで大量に提案するのはNGです。

 

どれだけ丁寧に説明しても、書き手の伝えたい意図がそのまま伝わるとは限りません。

読者の「〇〇ってことね(誤解)」をイメージすることで、よくある間違いを潰せます。

山田 ユウキ
山田 ユウキ
「よくある疑問」や「注意点」は、この疑問に答える要素だといえます

7.「それは何?」

具体例

今回はchatGPTというAIを紹介します。

chatGPTって何?

OpenAIが開発したAIの一種です。

「それは何?」は、専門用語や聞き慣れない言葉が出てきたときに浮かぶ疑問です。

この疑問に対しては、以下の要素について説明してあげましょう。

 

  • 特徴
  • 使い方・進め方
  • メリット・デメリット
  • 具体例
  • 似ている商品・サービス・概念との違い
  • 問題点・注意点

 

8.「だから?」

具体例

今からWebライターを目指しても大丈夫です。

読者
読者
だから?

恐れずに挑戦しましょう。

 

「だから?」への回答は、記事の締めにピッタリです。

記事を読み終わった読者に対して、何をしてもらいたいのかストレートに伝えましょう。

 

その他の例

  • 今が転職のチャンス→転職サイトに登録しよう
  • 30代から婚活を始めても遅くない→婚活アプリをダウンロードしてみよう

ペルソナをイメージすると精度が上がる

今回紹介した8パターンに当てはめても何を書けばいいか分からないなら、おそらくペルソナ(具体的な読者像)の設定が甘いです。

ペルソナを設定せずに質の高い記事は書けません。

詳しくは↓で解説しているので、こちらの記事にも目を通してみてください。

さいごに

当サイト「山田ユウキのWebライター講座」は、Webライターの情報に特化した専門サイトです。

他にもWebライターに関する記事を多数用意していますので、ぜひ他のページも見ていってください。

「提案文 書き方」といったように、サイト内の記事を検索することもできます↓

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